【USCPA】合格者のスペックを調査(学歴(出身大学)・TOEIC・簿記・年齢から難易度を確認)

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(記事の目的)

この記事では、実際にUSCPAに合格した人のスペックやバックグラウンドについて紹介します。

USCPAは受験資格を満たしていれば誰でも挑戦できるものの、実際合格している人どんな大学出身なのか、TOEICの点数簿記について分析しました。

対象は勉強中の人ではなく合格者に絞ってるので、本記事内容で資格のリアルな難易度を捉えていただければと思います。

合格者の調査だとやっぱりかなり優秀な平均値になってるけど、
合格者のようなエリートと肩を並べることが出来る、という意味で挑戦して欲しい!!

本記事内容を参考にしてリアルな難易度のイメージをつけた上で是非挑戦を検討して欲しいです。予備校の無料の資料請求無料説明会がありますので、必ず疑問点を確認するようにして下さい

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<参考記事>USCPA各予備校の比較に関してはこち

目次

データ元について

n=約70名の合格者に絞っています。

データ元は偏りが無いよう各予備校が公表している合格者データから、出来るだけバラバラな合格年度の合格者の情報を取ってきています。

※合格者のデータであり受験者のデータではないことをご認識下さい。母数に限りある分析結果なのであくまで参考結果としてご認識下さい。

圧倒的に優秀な人が多い結果に

ポイント
  • 有名大学出身などの高学歴の人が多い
  • 合格者のTOEIC平均は800点超
  • 約半数が簿記2級等の簿記資格を持っており会計的な素養を持つ人が多い

データ分析の結果ですが、出身大学から見た学力も非常に高く、TOEICの高得点、簿記資格を持つという、文字を並べるとかなりのエリート層という結果になりました。

怖いぜ
USCPA勢

1つ1つ見ていきましょう。

高学歴の人が多い

まずは合格者の方の出身大学を見ていきましょう。

予想以上に合格者の方は高学歴の人が多いです。MARCH・関関同立や地方国立大学以上の学歴の方が約75%ほどで4人の内3人ほどのイメージとなります。

MARCHや関関同立が大体偏差値60くらいです。この時点で全大学の中で上位15%〜20%なんですよね、他早慶上智や東京一工出身の方等も合わせて非常に高学歴の方が多いことが分かります。

エリート過ぎるぜUSCPA勢、、、
やっぱり社会人になって長時間資格試験に費やす人はかなり高学歴の人が多い
ただそれ以外の大学の人もしっかりいるで

周りの人を見ていて流石に受験者の方の出身大学に関してはもう少し幅広いです。

TOEICの平均は800点超え!

次に合格者のTOEICの点数を見ていきましょう。

なんと私調べの合格者の平均は約830点となりました。

こちらも非常に優秀な結果です。TOEICの全受験生で800点を超える人は10%〜20%くらいなので、TOEICの点数で言うとかなり上位層がUSCPA試験に臨んでいることになります。

ただ、こちらで紹介していますが、少なくとも大学入試レベルの英語力があれば全く問題無いと思っています。TOEICのテストはそもそもListeningがありますし、特有のTOEIC対策も必要です。英語が不得意なので諦めよう、というのは非常にもったいないです。

USCPA試験においてもTOEICのReadingテストで求められるような速読力は必要
USCPA試験の前にTOEIC受験は必要無いけど、USCPAを乗り越えたら大抵TOEIC高得点取れる英語力が身についてるで

約半分の人が簿記1級・2級を持っている!

合格者の方を見ると約半分の人が簿記資格を持っているようです。USCPA試験に挑む前にすでに会計的な素養を持つ人の割合がかなり多いですね。

特に約40%の人が簿記2級を持っています。次に見ていきますが、そもそも事業会社の経理部にいる受験者の方が多いです。事業会社の経理部では会社の制度等もあり基礎知識として簿記2級を取得する人が多いです。その延長線上でUSCPAを目指す人が多い為、簿記資格を持っている人が多い結果となっています。

元々経理の人はホント多い

日系メーカー・金融機関出身の人が多い

合格者の方のバックグラウンドは様々ですが、メーカーや金融機関出身の人が多いです。メーカーの人はほぼ経理部に所属しています。この割合に関しては概ね受験者の層とも大差アリません。

メーカー経理や金融機関の人が簿記の延長線上でUSCPAを取得するケースの他、商社の人やコンサルの人は、専門職を目指すというよりも本業において会計の幅広い知識を活かすことが目的であったり、グローバルな資格であることが取得理由のようです。

取得後に監査法人に行く人も多いですが、バックグラウンドというよりも年齢次第かと思います。20代半ばの人は監査法人に行く人も多く、30代以上の方は元のキャリアの延長で資格を活かしてる人が多いです。

勤務先会社名を公表している人は少ないけど、
やっぱ一流企業やで〜

監査法人の監査トレーニー制度を利用している人も多い

会計事務所・監査法人・税理士法人の人も多いですが、その中には監査法人の監査トレーニー制度を利用している人もいます。

監査トレーニー制度は、日本の公認会計士ではよくある制度で、働きながら会計士試験を突破するために、試験勉強をしながら監査実務を経験できるという制度です。法人によってはUSCPA向けにも制度を設けているところもあります。試験の内容と直結する(特に監査論)業務内容に関わることが出来て、受験生に優しい試験休暇等も取得できるので監査法人に行きたい人にはオススメです。

平均年齢は約36歳

candidate performance on the uniform CPA examination:https://nasba.org/app/uploads/2018/03/2015-Jurisdiction-Edition-Final.pdf

年齢に関しては、より母数の広い情報としてこちらのNASBA(全米会計委員会)公式の数字を見てください。

ここだけ合格者ではなく受験者全体を元データとしているのでご注意ください。

平均年齢は約36歳となっています。年齢は公表されていないケースも多いですが、私が調査した合格者の方の平均年齢もほぼ同じでした。

ただ、注意すべきなのが平均値であって、中央値ではないんですよね。例えば50歳の方が数名いると一気に平均値が高くなることになるので、実際のボリューム層(中央値)は30歳前後の方が一番多いです。

ちなみに、男女比も表から読み取れるけど、
大体3:1やで

スムーズにストレート合格する人の方が少ない

ここまで見てきて合格者の方はかなり優秀な人が多いと感じる人が多いと思います。

ただ、もう1つ見ていただきたいのがスムーズにストレート合格する人は多くという点です。非常に優秀なスペックを持ちながら何回もfailして数年をかけて取得している人が多いです。

平均2〜3回failしている

まず合格者の受験回数を見ると平均2〜3回failしています。

USCPAは4科目の試験なのでストレートにいけば4回の受験で合格ですが、+fail2〜3回で平均6〜7回受験しているということです。

こちらでも合格率を紹介していますが、failしている科目としてはやはりAUDBECといった科目が多いようです。

まあ、AUDでfail3回ってイコールワシな

約2年かかっている

さらに、failも多いので受験期間に関しても約2年かかっています。

よく1年や1年半で合格可能、といった文句も見かけますが、こちらで詳しく説明している通り、実際には紹介してきた優秀なスペックの合格者でも、failを繰り返しながら約2年といった長期間をかけて合格していっています。

英語力より学歴や簿記資格に左右される

データを分析した結果、こういったfail回数や受験期間に関しては、概ね学歴や簿記資格に相関しています。

英語力に関して、実際に合格者のTOEICの点数は非常に高いのですが、寧ろ英語力よりも出身大学や簿記資格の有無の方がより相関が強いです。(高学歴の人には実際英語力も高いということになるのですが、)

特に簿記1級や日本の公認会計士税理士資格を持っている人はかなり短期間で合格している人が多いです。

まとめ

改めて、合格者のスペックは非常に高いです。

ただ、社会人になってからの本業での経験にも左右されますし、こちらでも紹介していますが工夫すれば本業と並行しながらでも十分に合格可能な資格です。

寧ろ資格試験を通して、自身のキャリアをアップさせる意味では、合格者の方達がよりエリート層であるほどやりがいがあるということになります。

あっぱれなエリート層の合格者達に並ぼうぜ!

内容を参考にしてリアルな難易度のイメージをつけた上で是非挑戦を検討して欲しいです。情報を集めて徹底的に戦略を立てる意味でも予備校の無料の資料請求無料説明会がありますので、必ず活用して下さい。

謎のメガネおじさんが目印のアビタスは最大手のUSCPA予備校で合格実績6,187名日本のUSCPA合格者の約3人に2人がアビタス卒業生)です。

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<参考記事>USCPA各予備校の比較に関して

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