【USCPA完走者が説明】FARの対策方法・コツ(最初で最大の関門)

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(記事の目的)

FARはほとんどのUSCPA受験者が最初に受ける科目です。

USCPAは会計初学者でも十分合格出来る資格ですが、簿記や経理等の財務会計未経験の方であれば最初に受験する科目FARで簿記や会計をしっかりと学ぶ必要が有ります。

FARで合格する為には、暗記する分野と計算する分野をしっかりと整理し各論点においてとにかく仕訳を切れるまで勉強した上で基本的な論点を絶対に落とさないことです。

FARが難しい理由に関しては別途こちらでまとめていますので是非参考にして下さい。

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これからUSCPA資格勉強を始める人は、必ず最初に受験するFARに関して予備校から最新の動向等の情報を集めて下さい。最初の科目であるFARで挫折する人はかなり多いのでしっかりと対策する必要があります。予備校の無料の資料請求無料説明会がありますので、必ず疑問点を確認するようにして下さい。

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<参考記事>USCPA各予備校の比較に関してはこちら参照して下さい。

目次

勉強方法

ポイント
  • 範囲が広く量が多い為、基本的な論点を完璧にする
  • 勉強するポイント
    • とにかく仕訳を切れるようになる
    • 公会計を完璧に仕上げる

こちらにまとめていますが、テキストや問題集の回し方等の基本的な勉強方法に関しては、他科目と特に変わらないと考えています。

基本的な論点を完璧にする

他科目と比較してFARはとにかく範囲が広く勉強する量が多いです。なので復習の回数は5,6周以上を覚悟してスピーディーに回して下さい。

範囲が広い為、1つ1つの論点に関して深掘りしていくと膨大な時間がかかります。あくまでも教科書の内容だけ頭に入れれば問題無いと考えてどんどん進めていくべきです。

税効果会計や連結の分野等はその範囲だけでも掘り下げていけば教科書の内容以上にかなり奥深いです。そういった難易度の高い論点ははっきりいってそこまで出来る人はいないと思います。それよりも基本的な論点を押さえているかがポイントです。

ワシも連結とかでめっちゃ沼った記憶有り
興味あるところを深ぼるのは実務でやろうや

とにかく仕訳を切れるようになる

テキストで自分で読んで理解できるようになるのと、自身でちゃんと仕訳を切れるようになる、というのはかなり差が有ります。

仕訳→元帳→財務諸表といった流れで各資料を作成していきますが、まずは企業の各取引がどのように仕訳が切られるか(どういった仕訳で表現されるか)といった点を理解することがめちゃくちゃ大事だと思います。

基本的にテキストに記載されているすべてのケースにおいて、どのような仕訳が切られるか自身で書けるようにして下さい

例)

売上時:Dr)売掛100/Cr)売上100 

入金時:Dr)現金100/Cr)売掛100 

みたいな形で売上計上時、入金時と取引毎にどのような仕訳に反映されるかメモっておくと良いと思います。

簡単な仕訳では面倒なので不要かと思いますが、仕訳毎に貸借で金額が合うことを確認する必要がありますので、少し複雑な仕訳の場合はエクセル等で以下のように貸借毎に合計を計算していくのもありだと思います。

財務諸表にどう反映されるかを理解

こちらの記事でも紹介していますが、財務3表の役割を理解した上で財務3表同士のつながり、各仕訳との関係を理解することが大切だと思います。

なので仕訳の各勘定科目がそもそもBS科目なのかPL科目なのか、どのような取引内容に使われる勘定科目なのかをしっかりと理解する必要があります。様々な取引毎の足元の仕訳の動きが最終的に各財務諸表にどう反映されるかといった仕組みを把握することが非常に重要です。

さらに、次の科目AUDになると財務諸表側から見て仕訳の何が誤りだったのか、という
財務諸表→仕訳に立ち戻る考えも必要になるので、お互いがどう関連しているのかを理解するのがめっちゃ重要や!

公会計に完璧に仕上げる

公会計(州政府や地方自治の会計処理)はMCで非常に良く出てくる分野です。

時期や人に依りますが、ざっくりMCの20〜40%程の割合、4問に1問くらい公会計の問題が出ることになります。

しかも基本的に計算問題ではなく暗記で解ける問題なので、時間を稼ぐことが出来ます。

何度も言いますが、
USCPA試験は時間との戦い
簡単な問題を完璧にして時間を稼ぐ人が勝ちやで

例)押さえるべきポイント
  • GASB(政府会計基準審議会)が求める報告義務、財務諸表
  • ファンドの概念・種類
  • 企業会計との違い(修正発生主義)

あたりを押さえて丸暗記してしまいましょう。

まとめ

FARは本当にしんどいです。実体験から、最初で最大の関門だと思っていますし、乗り越えた人も皆そう言っています。

勉強方法なんてしっかりと考えずにスタートしたワシが試行錯誤しながら考えた勉強方法やポイントをまとめてるで、、、
ほんまワシの2の舞にならんように

財務会計を広く勉強することで他科目の基盤の知識を吸収することが出来ますし、勉強のルーティンを確立することが出来るので絶対に諦めずに是非乗り越えていきたいです。

改めて、上記の内容以外にも最近の頻出問題TBSで良く狙われる箇所を必ず予備校に確認しましょう。最初の科目であるFARで挫折する人はかなり多いのでしっかりと対策する必要があります。予備校の無料の資料請求無料説明会がありますので、必ず疑問点を確認するようにして下さい。

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<参考記事>USCPA各予備校の比較に関してはこちら参照して下さい。

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