(記事の目的)この記事では、USCPAライセンス取得について説明していきます。USCPAは試験合格後要件を満たして取得することが出来ます。
USCPAはその名の通りアメリカの資格ですので、日本では基本的に必須ではないケースが多いです。ただ、実際はライセンス取得している人が多いです。
そもそも、全科目合格=ライセンス取得ではないという点、全科目合格すればそれだけでアピール出来るのに、敢えてライセンス取得することにどんな意味があるのかについて紹介していきます。
単位取得等の実際に試験を受けるまでのサポート同様に試験合格後のサポート内容にも各予備校で差があります。この観点でも自身に合う予備校を選ぶことがめちゃくちゃ大事です。無料の資料請求や無料説明会がありますので、必ず疑問点を確認するようにして下さい。
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<参考記事>USCPA各予備校の比較に関してはこちら参照して下さい。
ライセンスとは
誤解しやすいところなんですが、まず全科目合格した時の正確なステータスは、USCPA全科目合格者です。
まだ、USCPAになったわけではなく、あくまでもライセンス取得した人がUSCPAを名乗ることが出来ます。
ライセンス取得後に名刺や履歴書でUSCPAを名乗れる
なので、USCPAの4科目の試験に合格しただけでは名刺や履歴書にも「USCPA」と記載することはできません。USCPAと記載するにはUSCPAのライセンスを取得する必要があります。
※ライセンス取得していれば履歴書にUSCPAの登録番号を書くことが出来ます。その登録番号をこちらのサイトで調べればUSCPAとして出てくるので採用する企業側としては非常に説得力があると思います。
※科目合格の段階で名刺に書くことは無いかと思いますが、履歴書においては、「FAR科目合格」等と記載することが可能です。
試験合格者の約70%ほどがライセンス取得
USCPA予備校最大手のアビタスの情報だと試験合格者の約70%ほどがライセンス取得しているようです。
USCPA試験合格者の約70%がライセンスを取得・維持しています。
アビタス合格者のライセンス取得状況:https://www.abitus.co.jp/uscpa/examination/license/
どの州のライセンスかは特に関係無い
日本で働く前提ですが、どの州でライセンス取得するかははっきり言って、ライセンスの効果としは差は無いです。
ライセンス取得のハードルは違う
ただ注意なのは、ライセンス取得の条件は州毎で差があります。「各州が定める実務経験を満たすこと」が必要になります。
こちらの記事で紹介している受験資格とは別にライセンス取得するための条件があるのです。
私の周りの大体の人がワシントン州かグアム州でライセンスを取得しています。(ここもしっかり予備校に確認すべきポイントです)
- ワシントン州
- 更新頻度3年なので更新が楽
- グアム州
- 更新頻度1年ですが、実務経験無しでも資格保持だけのinactiveライセンス取得可能(inactiveであれば継続教育(CPE)の単位も必要無)
監査法人ではあった方が良い
監査法人や会計事務所等については、会計のプロとして事業会社等のクライアントと接するので、基本的にライセンスを取得してUSCPAを名乗れた方が良いです。
特に米国の監査法人の場合は、基本的にUSCPAライセンスがマネージャーに昇進するための条件となっているので必須です。
日本の監査法人では、明確に昇進条件となっていない場合でも、そもそも会計士として採用されているケースがほとんどかと思いますので、基本的にはほとんどの人がライセンス取得しているかと思います。
事業会社では必須ではない
これは色々と言われていますが、私個人の転職活動や事業会社での勤務経験から言うと、事業会社では必ずしもライセンス取得は必須では無いです。当然、独占業務(監査)をすることも無いですし、監査法人のように「会計士として」働くわけではないからです。
転職活動時にアピールする際も、基本的にライセンスがあるか、というよりは実際に合格したという事実が評価される為、大きな差が無いと考えています。
ただ、上述したアビタスの情報通りライセンス取得する人が多いです。それは以下の理由からだと考えています。
ライセンスが合ったほうが手っ取り早い
USCPAの全科目合格者とライセンス取得が違うということを説明したのですが、基本的に周りの人はそんな違いは知りません。
私もライセンス取得前に友人や会社の人と話す時に感じたのですが、試験合格したけど敢えて(まだ)ライセンス取得はしていないんです、という説明が面倒ということで取得している人は多いと思います。
名刺や履歴書に「USCPA全科目合格」とだけあっても良く理解できないんですよね、
え、何であえて「全科目合格」って記載しているんだろう?
ってなると思います。
信用度が増す(増すと思っている)
名刺交換をするケースが多い人はライセンスを取得して、名刺に記載している人が多いと思います。その人の社会的な信用を高めるのも立派な資格の効果ですし、やはりせっかく資格を取得したのでアピールする為取得する人がほとんどです。
- 営業職の人(特に海外とやり取りをする方は絶対印象が良いですよね)
- コンサルの人(特に会計系のプロジェクトであれば、説得力に大きなプラスになると思います)
まとめ
こちら、ライセンス取得についてもUSCPA資格取得前に気になる情報かと思います。長時間を費やしてせっかく勉強するのですからしっかりと理解しておきましょう。
単位取得等の実際に試験を受けるまでのサポート同様に試験合格後のサポート内容にも各予備校で差があります。この観点でも自身に合う予備校を選ぶことがめちゃくちゃ大事です。無料の資料請求や無料説明会がありますので、必ず疑問点を確認するようにして下さい。
こういったサポート内容は実際に疑問点を質問して潰すのが最適
予備校のサポート内容に頼りまくって、安心して勉強しようや
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